PoC CONTEST
REPORT

試作品(PoC)コンテストレポート

「多言語音声翻訳試作品(PoC)コンテスト」を開催!

2019年3月2日(土)、TEPIAホール(東京都港区)において「多言語音声翻訳試作品(PoC)コンテスト」を開催しました。アイデアコンテストからの出場者も、試作品(PoC)コンテストで初めて出場する人も、皆さんの素晴らしいプレゼンテーションにより終始賑やかに行うことができました。協賛企業様、石田総務大臣にもご来場いただき、多言語音声翻訳技術の可能性を実際に肌で感じることができる有意義な一日となりました。

写真
審査員よりコメント

小島 慶子 KEIKO KOJIMA

エッセイスト、タレント、
東京大学大学院情報学環客員研究員

コトバの壁を解決するために色々と考えていると、言葉が通じない人との間でコミュニケーションを可能にするということだけではなく、実は私たちが何によって繋がっているのかという点が可視化され大変興味深かったです。
言葉が通じたことによってそれまで埋もれていたものが世に出て新たな価値を生み、それが結果として社会を豊かにしていくという、それが今回いちばんのポイントだったと思っています。

プレゼンター一覧(10組)
チーム名アイデアタイトル

No.01Let's meet in Japan 2020

車載·ライブ配信で使うハンズフリーコントロール·翻訳機

No.02河原 慶太郎

写して翻訳

No.03さるらぼ

Proccoly(プロッコリー)

No.04西本 匡志

教えて、プログラミング!

No.05若林 秀樹

E-Traノート(イートラノート)

No.06小杉 知己

『Negiro』(値切ろう) スマホで楽しく海外ショッピング

No.07仲村 怜夏

RINRIN ~翻訳機能付き防犯ブザー~

No.08飯島 幸太

メッセージスティック(Message Stick)

No.09佐藤 文俊

Instant Summary ~多言語会話要約メモ作成支援システム~

No.10メディフォン

スマート院内通訳
優秀賞受賞者(5組)

総務大臣賞

  • 若林 秀樹若林 秀樹
  • No.05若林 秀樹

    試作品(PoC)タイトル

    E-Traノート(イートラノート)

    概要

    E-Traノートは学校と外国人保護者をつなぐ多言語連絡帳システム。教員は日本語でメッセージを作り送信先を何人でも選択、E-Traノートが多言語に一斉翻訳、イラストや資料を添付し保護者に送信する。保護者の反応は日本語で返ってくるので、指導も明確になり教育の質も高まる。言語の壁は、E-Traノートが解決する!

    審査員コメント
    自らが教育現場で感じた憂慮、危機感が開発の動機ということで、とても実用的であると感じた。イラストもわかりやすく日本人にとっても使いやすいものだと思うので、日本語のやり取りにおいても普及すると良いと思う。

NICT賞

  • 西本 匡志西本 匡志
  • No.04西本 匡志

    試作品(PoC)タイトル

    教えて、プログラミング!

    概要

    社会生活を支えているスマホやWebのアプリはプログラミングによって作られている。プログラミングの際には幅広い知識が求められる。そこで、ユーザが質問を与えれば、インターネットに投稿された多くの情報から検索して使い慣れた言葉に翻訳して提供する「教えて、プログラミング!」を提案する。

    審査員コメント
    今日のコンテスト参加者にとっても便利なものになると期待できると感じた。アプリの制作のみならず、デザイン等の分野でも海外の情報は多いので、今後さらに展開を考えていければ幅広く使ってもらえるものだと思う。

TIS賞

  • 河原 慶太郎河原 慶太郎
  • No.02河原 慶太郎

    試作品(PoC)タイトル

    写して翻訳

    概要

    写して翻訳は、iPhoneで使用出来るアプリ。画素認識、画像翻訳、テキスト直接入力による翻訳の3つの機能にプラス音声翻訳システムを今回導入し、4つの機能が一つになったアプリとなっている。シンプルな設計で誰でも簡単に使えるように作った。

    審査員コメント
    Webのような、複数の言語が書かれているようなものでも、そのすべてをそれぞれ日本語に翻訳してくれるというのはとても便利だと思う。画像認識の精度の高さもすごいと感じた。

DG Lab賞

  • 仲村 怜夏仲村 怜夏
  • No.07仲村 怜夏

    試作品(PoC)タイトル

    RINRIN ~翻訳機能付き防犯ブザー~

    概要

    「RINRIN」は、翻訳機能を搭載した首からかけるタイプの防犯ブザー。ブザーを引くと、アラーム音が鳴ると同時に、現地の警察へ通報が入る。現地の人が助けに来てくれたら、翻訳ボタンを使って自分の言葉で助けを求めることができる。トラブル発生の瞬間から事後サポートまで対処できる製品。

    審査員コメント
    発想の時点で素晴らしいと思っていたが、実際すごいなと思った。現状のネットワーク網を上手に使いながらこの仕組みを確立することはとても良いことだと思う。実際にSIMカードなどを内蔵できるようになるとさらにシンプルで使いやすくなると思う。

J-TLAC賞
(一般社団法人日本観光地域活性化機構)

  • Let‘s meet in Japan 2020Let‘s meet in Japan 2020
  • No.01Let's meet in Japan 2020

    試作品(PoC)タイトル

    車載·ライブ配信で使うハンズフリーコントロール·翻訳機

    概要

    ライブ配信で海外の友達を作るために制作したソフトウェア。車載のモバイル環境でも使えるように、操作をハンズフリー制御する等の工夫を満載した翻訳機。タブレットPCで実行でき、観光地で複数のカメラを使って画像処理と多言語・同時翻訳結果のライブ配信にも活用できる。

    審査員コメント
    ライブ配信を充実させ、車載に使うという目的のためにもう少し小型化することを目指しているとのことなので、これからも開発を続けてぜひこのシステムを使って世界中に日本のファンを増やして欲しい。
ドキュメントムービー
フォトギャラリー
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真