CONTEST REPORT
コンテストレポート
2020年度多言語音声翻訳コンテスト
アイデア部門・試作品(PoC)部門 を開催!
2021年1月30日(土)、「多言語音声翻訳コンテスト アイデア部門・試作品(PoC)部門」を開催しました。今回はプレゼンテーションのほか、プレゼンター同士が情報交換できるコミュニケーションタイムを設け、とても有意義な開催となりました。尚、昨今の状況を鑑みまして、今回もweb形式の開催とさせて頂きました。
- 審査員よりコメント
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五十嵐 悠紀YUKI IGARASHI
明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 准教授
新型コロナウィルスの影響により、オンラインで人と接する機会が多くなりました。コミュニケーションをする場所の制約がなくなった時に言葉の壁をなくすことがとても大切になってくると思います。今年も素晴らしいアイデアが多く、大変刺激になりました。
- アイデア部門:プレゼンター一覧(10組)
チーム名 アイデアタイトル No.01チームILC
感情までも翻訳するアプリ No.02チームさざなみ
世界中の本から学ぼう! No.03南山高等学校男子部 英語部
各国の様々な言い回し・比喩表現の翻訳アプリ No.04Medical word(佐野碧彩)
医療機関をもっと身近に! No.05誠意翻訳(久保田海愛)
世界で働くあなたへ、ニュアンスによるビジネスでのトラブルは「誠意翻訳」で解決します! No.06ちーむてとんず
手話翻訳アプリ「Teto」~安心 安全 スムーズなくらしをすべての人に~ No.07Trason(千葉県立千葉商業高等学校)
Trason ~translation of song 自動歌詞翻訳サービス~ No.08寺尾智史
地域言語活動アクセル・アプリ「じもコミュ・コネクター」 No.09Humanizer(津田塾大学)
Humanizerの開発とその活用ー話者の感情を加味した翻訳へ No.10灰屋遥香
外国人事業主の税務事務負担軽減のために
- 試作品(PoC)部門:プレゼンター一覧(5組)
チーム名 アイデアタイトル No.01株式会社クライム
システム開発におけるドキュメントレビューの多言語化を支援する「C-Review Support」 No.02チーム8
学生よ、世界へ羽ばたけ!! 「RONBUUUUUN.」 No.03下野HC(しもつけエイチシー)
マスク着用時代にスマートに会話が出来るシステムの開発 No.04チーム城北
学びを止めない学習ツール「なんでん・どこでん」-スピーキング力の向上をサポート― No.05チーム名大
外国人児童向け授業翻訳アプリ 「授業翻訳くん」
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NICT賞(アイデア部門)
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No.10灰屋 遥香
アイデアタイトル
「外国人事業主の税務事務負担軽減のために」
概要
確定申告や助成金申請などで頭を悩ませている外国人事業主のためのアプリ。知りたい制度を母国語で表示することや、日本の税理士と母国語同士で相談できる機能、同じ国出身の外国人事業主同士で税に関する悩みや問題を共有可能。
- 審査員コメント
- 外国人には税務の専門用語はなかなか伝わらないため、相談することや情報を共有に需要があると思う。
総務大臣賞(アイデア部門)-
No.05誠意翻訳(久保田 海愛)
アイデアタイトル
「世界で働くあなたへ、ニュアンスによるビジネスでのトラブルは 「誠意翻訳」で解決します!」
概要
単身赴任などで世界で働く日本人に向けた翻訳アプリ。表現の違いで生じる誤解などを避けるため、「謝罪」や「提案」など、翻訳を使う場面を選択することにより正しいニュアンスでの翻訳が可能。
- 審査員コメント
- 実用性もあり、研修や教養アプリとしても使えると感じた。実際に会社員に聞き取りをしたのも素晴らしい。
- ダイジェストムービー
- フォトギャラリー
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