IDEA CONTEST
REPORT

アイデアコンテストレポート

「多言語音声翻訳アイデアコンテスト」を開催!

2019年12月14日(土)、TEPIAホール(東京都港区)において、世界中の人と自由にコミュニケーションが取れる、言葉の壁がない世界を目指して「多言語音声翻訳アイデアコンテスト審査会」を開催しました。多数の応募の中から書類審査で選ばれた21組により熱のこもったプレゼンテーションが行われ、会場は大いに盛り上がりました。興味深いアイデアのプレゼンテーションを受けて、審査員、協賛企業様と共に多言語音声翻訳技術の未来について考えました。

写真
審査員よりコメント

犬山 紙子KAMIKO INUYAMA

エッセイスト

わたしは翻訳機の開発やビジネスのプロである他の審査員の方々と違い、言葉を扱うエッセイストとして審査させていただきました。審査にあたり、わたしから見て、使いたいか、夢を感じるか、という目線で審査しました。どのアイデアも素晴らしく、審査はとても難しかったです。

プレゼンター一覧(21組)
チーム名 アイデアタイトル

No.01さざなみ

Game Language Enhancer

No.02加藤 優弥

多言語音声翻訳アプリを搭載したゲームソフトの開発

No.03「関係人口の未来を考える」

AIジャパニーズマナーノート

No.04「災害情報の一斉送信を考える」

災害情報を音声で伝達 多言語対応型防災無線アプリ 「かんたん防災無線」

No.05「外国人へのバリアフリーを考える」

安心バリアフリーインバウンド旅行サービス「QR太郎君」

No.06White Yellows

グローバル交流の基礎を築く「⽂化」と「経験」の翻訳を⽬指したインタラクションモデルの策定

No.07キャンパスラボAチーム

日本料理を母国の味に翻訳
味覚スキャン

No.08国際医療あんしんネットワーク

訪日外国人や渡航日本人が『ことばの通じない渡航先』でも安心して医療機関に受診できるネットワークを構築

No.09Yumilab

スマートフォン端末間通信による複数言語翻訳とAR 表示で留学生を笑顔にしよう!

No.10キャンパスラボCチーム

ライブ配信をスグに翻訳!
NOW 訳 LIVE

No.11岩岬 奈樹

タッチパネル式自動販売機に音声チャット機能を搭載
「自動販売機で多言語サポート」

No.12キャンパスラボAチーム

わんわんをBow Wowに! 世界中のコミックの擬音語もわかる!
擬音変換付き 「コミック翻訳リーダー」

No.13チーム北国のヒグマ軍団

国境なきメディアコンテンツへ

No.141対多・多言語会議_浪華丸

1対多・多言語音声翻訳会議システムと中高生国際スピーチコンテストの開催

No.15弓削 隼大

外国⼈観光客向けの相互翻訳機能付き⾳声チャットアプリの開発

No.16吉田菜那

スマホアプリ"Slanger"
海外でもLet's use 若者言葉!

No.17小野 淳也

音声翻訳を使って、学習の効率をサポートします!
シーン別!重要別!レベル別!

No.18防災 Team WellChat

災害時に最大効果を発揮する多言語グループチャットWellChat

No.19市立札幌大通高等学校 遊語部

「Connection」討論、話し合いに彩を

No.20鶴田葵、山本峰丸、塚本健人

⾔語データ蓄積・学習型の⺟⼦健康⼿帳アプリ 「Mama Supporter」

No.21Shaberoo

英語が身につくAIメンター付きボイス日記
優秀賞受賞者(10組)
  • 加藤 優弥
  • No.02加藤 優弥

    アイデアタイトル

    多言語音声翻訳アプリを搭載したゲームソフトの開発

    概要

    翻訳機能を搭載したロールプレイングゲームソフトの提案。RPGはセリフなどが多く、国際化しにくい。従来であれば日本語のソフトを翻訳し、それを多国語に翻訳としなければならならないが、多言語音声翻訳アプリゲームソフトにより日本語のゲームソフト1つでそれぞれの国の言語に翻訳することで万国共通に。その他、赤外線・骨伝導イヤホンを搭載した眼鏡型のスマホゲーム向け無線イヤホンの提案。

審査員コメント
ゲームの中でもRPGにフォーカスしている点がユニークだと感じた。また、コミュニケーション頻度が高そうで学習効果も見込めると思う。
  • 「災害情報の一斉送信を考える」
  • No.04「災害情報の一斉送信を考える」

    アイデアタイトル

    災害情報を音声で伝達 多言語対応型防災無線アプリ「かんたん防災無線」

    概要

    「かんたん防災無線」とは防災行政無線で伝達する日本語を多言語音声翻訳した内容を個別に通知することができるアプリ。防災行政無線で一斉に放送された内容を多言語音声翻訳して個別に伝達可能なので、災害情報を言語の時間の差なく音声で受け取ることができる。内容は音声や文章でも受信でき、聞き逃しても後から再生・確認も可能。

審査員コメント
外国人は災害に対する不安を持っている方が非常に多いため、とてもいいアイデアである。また、視力の不安がある方にも対応していることと、シンプルなUIも良いと感じた。
  • White Yellows
  • No.06White Yellows

    アイデアタイトル

    グローバル交流の基礎を築く「文化」と「経験」の翻訳を目指したインタラクションモデルの策定

    概要

    文化と経験の翻訳を目指し、既存システムによる翻訳や人間の通訳が実現している翻訳を理想の通訳(文化的な情報や経験の捕捉による異文化間での意思疎通の支援)にするための課題・分析・アイデアについて。

審査員コメント
とてもいろんな知見を持っている。プロトタイプ作るだけではなく、研究者に知見を発信していくべきと感じた。
  • キャンパスラボAチーム
  • No.07キャンパスラボAチーム

    アイデアタイトル

    日本料理を母国の味に翻訳味覚スキャン

    概要

    「味覚スキャン」とは日本料理を母国の味に翻訳しわかりやすく伝えてくれるアプリ。日本語メニューをスキャンすると読み取った料理の味をグラフ化しわかりやすく表示、さらにその国にある食材や料理などに例えて味わいをわかりやすく表現し、自国の言語に変換し教えてくれる。

審査員コメント
アプリの内容が具体的に伝わってきた。自分の知っている味に置き換えられると安心感があるなと感じた。
  • キャンパスラボCチーム
  • No.10キャンパスラボCチーム

    アイデアタイトル

    ライブ配信をスグに翻訳!NOW 訳 LIVE

    概要

    「NOW訳LIVE」とはLIVE配信をリアルタイムで翻訳してくれるアプリ。配信者の発言内容と視聴者のコメントを自動翻訳し双方向の言葉の壁をなくしてくれる。配信者・視聴者ともに母国語で話す・読むことができ、リアルタイムでコミュニケーションできる。

審査員コメント
LIVE配信は参加者間の言葉の壁があり、その解決に有効だと思う。ユーザー目線で実装イメージが持てると感じた。
  • 吉田菜那
  • No.16吉田菜那

    アイデアタイトル

    スマホアプリ "Slanger" 海外でもLet's use 若者言葉!

    概要

    「スマホアプリSlanger」とは若者言葉≒Slangを翻訳できるアプリ。言語の異なる人との『心の壁』を越えることができる、言語の世界を広げるコミュニケーションツール。

審査員コメント
標準的なことばやキーワードよりも、ラフな共通言語がお互いのコミュニケーションを深めることになると思うので、等身大のアイデアでよいと感じた。
  • 鶴田葵・山本峰丸・塚本健人
  • No.20鶴田葵・山本峰丸・塚本健人

    アイデアタイトル

    言語データ蓄積・学習型の母子健康手帳アプリ「Mama Supporter」

    概要

    「Mama Supporter」は外国人妊産婦の妊娠・出産・子育てサポートするアプリ。通院時の音声翻訳で会話サポート、出産・育児などに関する百科事典と単語帳、さらに妊娠~出産・育児の経過記録と通院管理ができる。このアプリによって言語の壁を越え、誰もが安心して子育てできる環境を作ることを目指す。

審査員コメント
とてもいい着眼点だと思う。外国人の方の出生数は今後間違いなく伸びていくため、その問題解決のためには有効なアイデアかと思う。
  • Shaberoo
  • No.21Shaberoo

    アイデアタイトル

    英語が身につくAIメンター付きボイス日記

    概要

    英語が身につくボイス日記「SHABEROO」はAIによる文法修正・スコアリング機能・学習リコメンド機能があり、習慣化・学習効果を高める・AI先生により、使いながら学習することができる。

審査員コメント
言語学習においては、続けることがハードルが高いため、続けさせる工夫がとてもうまくできていると思う。また、日記をつけることがメンタルヘルスにとても良い効果があると感じた。
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